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授業紹介

情報システム創成学科の多彩な授業からいくつかをピックアップしてご紹介します。

国際コミュニケーションI~IV

何を学ぶ?

中学高校と英語を勉強してきたあなたは、既に6年間も学んだことになります。何かを伝えるために習ったはずなのに、英語を使える人はそんなに多くないと思います。そこで、情報システム創成学科では、1年生の必修科目「英語」に加え、仕事で使える英語を目指して更に2年間3年生まで英語を使う「国際コミュニケーション」の授業を持ちます。

国際コミュニケーションでは、何かを伝えるキッカケを得るために、ネイティブ・スピーカーの講師に教えてもらいます。講師は母国語が英語の人達ですが、あなたは英語を学ぶだけでなく、日本とは異なった文化の発想を知るいわば「異文化体験」をします。また、専門課程との橋渡し的存在として、職業倫理などを題材に含みます。

どんな先生?

講師の先生は、英語を公用語とする国で生まれ育ったネイティブスピーカーです。日本で暮らしており日本の文化や考え方にも通じています。英語教授法に精通し、他大学や教育機関でも英語を教えている、英語教育のプロ中のプロです。

授業の進め方は?

語教材として文法の知識も加味した教科書に基づいて進めています。併せて、海外の考え方やEmailなどの書き方などリテラシーに関連することも講師の判断で織り交ぜています。評価は、平常点と試験によります。ここで、平常点のつけ方は講師に任されていますが、結果的に、どの講師も、発言した人・積極的対応をした人に加点するポイント制を採用しています。学生たちが、先を争って手を挙げる姿は驚きを禁じえません。

コースワーク I

何を学ぶ?

大学ではただ授業に出席してノートをとるだけでは、勉強しているとはいえません。

自ら資料を探し問題点を見出したり、自分の考えを論理的に展開するなど、自発的、創造的に学ぶ必要があります。それには、まず効率的な学習メソッドを体得することが大切。

このコースワークI は、新入生がこれからの4年間で成長するためのオリエンテーションです。

履修登録の方法、勉強のしかた、正しい学生生活、膨大な研究テーマの中から自分の課題を探すためのヒント、あるいは、そもそも何のために学ぶのかなど、1年生には、とても助かる授業です

どんな先生?

システム論、技術史、プログラミングのこつ、海外事情などを織り交ぜて関西弁で語りかける秋吉先生、スポーツ観戦(特にサッカー)が趣味で地元横浜こよなく愛す藤岡先生、理学部出身で科学技術が得意な奥野先生など、個性的な先生が指導。さらに、学外で活躍する実務家による講演もあり、講師陣の顔ぶれはにぎやかです。

授業の進め方は?

15週にわたるこのコースは、学修の基礎から始まり、カリキュラム探検に至る、いわば情報システム創成学科のガイドツアーのようにプログラムが組まれています。

学生はこのプログラムの中で、行動履歴(ワークシート)の作成、レポート作成、修学設計、個人面談、課外グループ活動、グループ討議・発表などをこなしながら、継続的な自学自習の力を育みます。

評価方法は?

創造性豊かな人間を育成することを目指して構築されたカリキュラムの一つとして、自主的自発的に学ぶことを尊重するので、単純な○×式のテストで評価はしません。勉強に取り組む姿勢と、レポートで成績がきまります。

ネットワーク工学

何を学ぶ?


オリジナルの教科書

スマートフォンもタブレットもパソコンも、現代のほとんどの情報機器はネットワークにつながっています。ネットワークにつながらない情報機器では、メールもWeb検索もインターネット予約などのサービスも使えなくて困りますよね。

ネットワーク工学では、電話の声、画像、検索や予約手続きのためのやりとりなど、各種情報が相手側の機器に伝わるしくみを学びます。これらを学ぶことで、家庭など身近なネットワークのみならず、欧米や地球の裏側の南米など遠方の情報が日本まで伝わるしくみも理解できます。また、ネットワークのしくみを理解することで、ネットワークの活用能力を高めることもできます。

どんな先生?


豊富な図解(教科書の一部抜粋)

情報ネットワークの研究のみならず、企業での開発経験も豊かな今井先生が担当します。皆さんがインターネットを使用した時、先生の研究・開発したブロードバンド情報ネットワークを使っている可能性も十分あります。先生はマルチメディアという科目の授業も担当しています。マルチメディアと両方受講することで、ライブや実況中継のきれいな画像や臨場感あふれる音楽が、どうやって皆さんのところにリアルタイムに届くかも手に取るようにわかるようになります。

授業の進め方は?

豊富な図解でわかりやすいオリジナルの教科書を使っています。また授業内容のポイントを、毎回わかりやすく伝えています。2回目の講義からは、前回の講義ポイントの理解度を確認できる演習と解答の解説もありますので、理解不足な点の解消も図れます。

評価方法は?

2回目から行う演習30%、最終試験70%として評価を行います。