ますます情報に対する考えや技術が高度になっていく、そんな時代だからこそ、真に役立つ、人と社会を結ぶ情報システムを創造することが必要です。情報システム創成学科は、理系に強い学生が社会マインドを身に着けながら、未来の情報化時代に活躍できる情報システム開発技術者を育成し、新たな情報化時代へ、送り出します。

未来のビジョンを持った情報システム技術を目指して
自分のため、社会のために学ぶ力と生きる力を育成します
ますます情報に対する考えや技術が高度になっていく、そんな時代だからこそ、真に役立つ、人と社会を結ぶ情報システムを創造することが必要です。情報システム創成学科は、理系に強い学生が社会マインドを身に着けながら、未来の情報化時代に活躍できる情報システム開発技術者を育成し、新たな情報化時代へ、送り出します。

情報システムで人と社会・産業を結ぶためには、システム基礎知識はもちろん、問題発見能力、コミュニケーション能力などを身につけることがこれからの技術者に不可欠です。
情報システム創成学科では、多様な学生同士が、対話することによって、それらの能力を養います。そこで、グループ学習型科目群やプロジェクト達成科目群により、互いに刺激し合いながら学習をすすめていくことが特長です。
多くの企業には、事務管理部、システム管理部などと呼ばれるコンピュータシステムを担当する部署があります。そうした部署には、驚くほど文系の方が多く活躍しています。 適性さえあれば文系理系を全く問わず、コンピュータ関連部門への配属する企業も多く見受けられます。数学や物理などが苦手でも、情報システムの創造に天性を発揮する人は、意外に多いのです。
システム構築はプログラミングだけではありません。まずは、ユーザの抱える課題を正しく把握し、その原因を究明。それに対する解決策を提案します。 こうした作業においては、ユーザの業務内容や、企業内での手続きなどを理解するには、普段から幅広い知識や教養が必要となります。 たとえば金融システムであれば、株式市場とはどのように形成されるのか、金融商品とはどのような人が何の目的で購入するのかなど、システムの利用者や扱われる商品、情報などについて学ぶ必要があります。社会のさまざまな事柄や、文化などに対する好奇心が強い文系の人は、システムを企画する才能に恵まれていると言ってよいでしょう。

将来、技術者として社会や産業に貢献できる、創造力を持った技術者を育てることが、この情報システム創成学科の目標です。その中心となるのは「システム」。コンピューターを使った情報処理もシステム、人がうまく働くための組織づくりもシステム。システムとはいろいろな要素をうまく組み合わせながら、ひとつの目的に向けて働く仕組みのことです。このシステムの設計や開発をするための技術を学び、研究していきます。
情報システム創成学科では、コンピュータを使いこなす知識とプログラミング能力、さらにネットワークなどのIT技術を修得。その中で、システム最適化科学や、これらの技術を活用したネットビジネス、金融工学、物流情報システムなども学習します。 「問題を分析」し、「解決策」を打ち出し、「結果を評価」し、理解したことを「表現」する力を育みます。
| 新卒者に求められる資質 | 若手企業技術者に求められる資質 |
|---|---|
| 語学・自然科学などの基礎知識自己啓発欲・チャレンジ精神コミュニケーション能力 | 担当業務遂行に必要な技自己啓発欲・チャレンジ精神問題発見能力 |
情報システム創成学科専門分野の先生方は、生産技術などの産業システム、新しい社会基盤や電子マネーなどへの応用、情報システムの最適化や数学モデルなどの基礎理論など、その研究領域は多彩な分野に渡りますので、学生は自分の研究したいテーマに合わせて、専門的な指導を受けることができます。
また、理論ばかりでなく企業での実務を経験した先生も多く、進路など人生の相談にものってもらえます。